節約と読書を両立したい方に図書館本をおすすめする理由

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読書は新たな知識や考え方を吸収するのに欠かせません。

出来るだけ多くの本を読めればいいのですが、そこで問題となるのは本を購入するための出費が意外とかさむこと。

こうした悩みを解決できるのが、図書館で本を借りることです。

この記事の内容
・節約と読書の両立には図書館本が便利
・図書館で本を借りるメリットとデメリット

この記事では、上記の内容について紹介していきます。

※本記事で紹介する情報は、私が利用している図書館を元にしたものです。そのため図書館を利用される際には、お近くの図書館の公式サイトなどでご確認をお願いいたします。

図書館本で節約と読書を両立

節約

図書館で本を借りれば、本への出費を節約しつつ読書ができて一石二鳥です。

紙か電子かに関係なく、本の購入には一定の出費を伴います。

本の相場
・単行本:1,000円~2000円くらい
・文庫:500円~1,000円くらい
・新書:700円~1,100円くらい

仮に700円の新書を年間30冊読むとすると、合計で21,000円(税別)の出費になります。

読書の費用対効果を考えれば、そこまでの出費ではないかもしれません。

しかし、こうした出費が厳しい人にとって、図書館で本を借りれば上記の費用をまるっと削減できるのでお得です。

住んでいる地域によっては交通費が掛かる方もいると思います。この場合、出来るだけ複数冊の本を借りるのがおすすめです。私は図書館に行く際に電車を利用するので、最低でも2〜3冊は借りるようにしています。

電子図書館という選択

図書館では紙の本以外に、電子書籍の貸し出しも行っています

借りた電子書籍はスマートフォンやパソコンさえあれば、すぐに読むことが可能です。

扱っている書籍の数は少ないものの、家にいながらにして本を借りられるのは非常に魅力的。

ネット上で本の貸し借りが完結し、返却忘れの心配をしなくて良いのも嬉しい点です。

一般社団法人電子出版制作・流通協議会によると、電子図書館(電子書籍貸出サービス)を実施中の図書館総数は201館(2021年4月1日時点)。その数は徐々に拡大を続けています。
※お近くの図書館で実施されているかどうかは、こちら(一般社団法人電子出版制作・流通協議会HP)でご確認ください。

図書館本を借りるメリット

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ここからは、図書館で本を借りるメリットについてご紹介します。

図書館で本を借りる場合のメリットは以下の点です。

・人気作でも予約すれば確実に読める
・色々な種類の本に出合える
・積読本を減らせる

人気作でも予約すれば確実に読める

人気作や話題作でも、予約すれば確実に借りて読めるのが図書館本です。

この点は大きなメリットと言えるでしょう。私も人気作で読みたい本があれば、なるべく予約するようにしています。

新作本はまだ取り扱いがないこともあるのですが、その場合はリクエストをすれば図書館が蔵書に加えてくれることもあります。

図書館の本はネット予約が便利です。
居住市内にある図書館という条件つきですが、受取図書館の指定もできます。
※図書館によって対応状況は異なるので、お近くの図書館の公式サイトをご覧ください。

色々な種類の本に出合える

図書館で本を借りるメリットの2つ目は、色々な種類の本に出合えること。

図書館でしか読めない本はあるものの、小説、ビジネス書、学術書、雑誌など借りて読める本は多彩です。

私は気になる本があれば取りあえず借りたり、予約してみたりしています。仮にハズレの本を引き当てたとしても懐が痛むことはないので問題はありません。

全く自分の興味とは関係のないジャンルの本を借りてみることもおススメです。そうした中に意外と自分にとってビビッと来るものがあるかもしれませんよ。

本当にいいなと思える本だったら、後で同じ本を購入するのも良いと思います。実際に、私も図書館で借りてから良いなと思った本は何冊か購入しました。

カーリル
日本最大の図書館蔵書検索サイトで、全国7,300以上の図書館から借りたい本があるかどうかを確認できます。本のタイトルや著者といった好きなキーワードで検索でき、どの図書館で貸出可能かも教えてくれるので便利です。
もし興味があれば、こちら(カーリル公式サイト)から一度検索してみてください。

積読本を減らせる

3つ目のメリットは、積読本が減らせることです。

本を購入する際に問題となるのは、購入した本が結局読まれず積読になってしまうこと。思い当たる節がある方もおられるかと思います。

ここで図書館本を利用することによって、新たな本の購入が減らせるため、結果として積読本の削減に繋がるのです。

物理的に購入する本が減る一方で、本を読む量は増えるメリットもあります。
図書館で借りた本には、例えば2週間という期限が設定されているので、期間内に本を読み切らないといけません。
これにより強制的に読まざるを得ない状況が作り出され、集中して読書に時間を割り当てられるのです。

図書館本を借りるデメリット

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図書館で本を借りる場合、以下のようなデメリットも存在します。

・本の返却が面倒
・人気作は中々借りられない
・自分のタイミングで本を読めない

本の返却が面倒

図書館を利用する際に面倒になってくるのが返却です。

図書館への距離が遠い場合には、毎回借りた後に返却しに行くのが億劫に感じられるかもしれません。

私の利用する地域では、同じ市内に存在する図書館であれば、どこに返却してもOKです。

人気作は中々借りられない

図書館本は予約すれば確実に借りられる一方、人気のある本は予約数が多いため、中々自分が借りる順番は回ってきません

話題作であれば100を超える予約が入っていることも普通なので、手元に本が来るまでに1年以上掛かる可能性もあります。借りる順番が来るまでは、他の本を借りて気長に待つしかありません。

できるだけ早く読みたい人にとっては、大きなデメリットと言えるでしょう。状況次第では、自分で本を購入することも検討した方が良さそうです。

予約していた本が図書館に届いたら、取り置き期限までに借りるのを忘れないでね

自分のタイミングで本を読めない

図書館本には返却期限があるため、途中までしか読めていなくても、必ず期限までに返却する必要があります。

そのため、購入した本のように自分の好きなタイミングで読むことはできません

例えば、予約していた複数冊の本が図書館に届いた場合、全部を読み切るのは難しいかもしれません。私自身、実際に1年近く待って借りられた本だったものの、読み切れずに泣く泣く返却したことがあります。

自分のタイミングで本を読めない点は、人によってはデメリットの1つと言えるかもしれません。

借りた本に予約が入っていなければ、1度だけ貸出延長ができるよ

まとめ:図書館本はコスパ最強

今回の記事では、以下の点について紹介してきました。

節約と読書の両立には図書館本が便利
図書館本にはメリットが多い

節約しつつ読書を楽しみたいなら、図書館本を利用しない手はありません

たしかに、デメリットはありますが、図書館本にはデメリットを補って余りあるほどのメリットがあるのです。

その地域に住んでいる方なら、本人確認書類があればすぐに貸出カードを作ることができます

もし少しでも興味が湧いた方は、試しにご自宅近くの図書館の公式サイトを覗いてみてください。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。
ではでは(^^)/

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