せっかくゲームを購入したはいいものの、最後までプレイすることなく積んでしまった経験がありませんか?
私はゲームが好きなのですが、恥ずかしながら積んでいるゲームが幾つもあるんです。
今回はそんな私でも最後までプレイし、クリアまで到達できたPS4のゲームから5作品を紹介します。
どれも心から面白かったと思える作品なので、ぜひ読み進めていただけたら幸いです。
人喰いの大鷲トリコ
面白かったポイント
・少年と大鷲トリコの胸を打つ友情
・多くは語らないが想像力をかきたてる物語
姿形の異なる1人と1匹が協力し、広大な遺跡から脱出する物語を描くアクションアドベンチャー『人喰いの大鷲トリコ』。
登場するのは主人公の少年と、架空の生き物「トリコ」。
トリコは犬や猫、鳥の要素を併せ持った姿をしており、少年が見上げるほどの巨体を持つ生き物です。
ゲームプレイでは、トリコがプレイヤーの思い通りには動いてくれないこともあるので、ヤキモキするかもしれません。
でも、それがまたリアル。
まるで画面の中で本当に生きているかのような実在感が、トリコにはありました。
ゲームを進めていくと、少年とトリコの間に種族を超えた友情が芽生えていることが感じられ、気付けば少年やトリコに感情移入してしまうことでしょう。
「【ICO(イコ)・ワンダと巨像・人喰いの大鷲トリコ】余韻に浸れる3つのゲーム」の記事では、本作を含む3作品を紹介しているので、是非読んでいただけたら嬉しいです。
Detroit: Become Human(デトロイトビカムヒューマン)
面白かったポイント
・自分の選択次第で展開が大きく変化
・アンドロイドを主軸に据えた重厚な物語
SF映画を観ているような感覚を味わえるゲーム『Detroit: Become Human』 。
アンドロイドと人間が暮らす近未来の世界を舞台に、異なる3人のアンドロイドを主軸に置いた物語が描かれます。
本作の魅力は何と言っても、自分の選択次第で物語の展開が大きく変化すること。
自分のちょっとした選択一つで、下手をすれば操作しているキャラクターが命を落とす可能性もあるので、一瞬たりとも気が抜けません。
選択によって変化する分岐は数え切れないほどで、ゲームを進めていくうちに物語は予想もしない方向へと進んでいきます。
同じゲームをプレイしているのに、他の人とは全然違う展開になってしまうのも、本作の面白い点です。
悩みながらも辿り着いたエンディングは、どんな展開であったとしても、きっとあなたにとって愛おしい物語となることでしょう。
もちろん選択をやり直すことも出来ますが、最初のプレイでは、そのままゲームを進めるのをオススメします!
アンチャーテッド海賊王と最後の秘宝
面白かったポイント
・次々と登場する手に汗握るアクション
・世界中を旅しているような気分になれる
トレジャーハンターとなり、財宝を求めて世界中を股にかけるアクションアドベンチャー『アンチャーテッド 海賊王と最後の秘宝』。
『プレイする映画』の触れ込みで登場したシリーズの4作目であり完結編です。
カーチェイスや銃撃戦など、アクション映画で定番のシーンが幾つも登場し、それらを自分自身で操作して体感できる。興奮しないわけがありません。
本作の魅力を高めているのは、登場人物の存在です。
主人公でトレジャーハンターのネイサン・ドレイク(ネイト)がいい味を出していて、彼のぼやく姿がいちいち面白い。
仲間や悪役も個性の塊で、中でもネイトと仲間のテンポの良い掛け合いは漫才のよう。
これまでのシリーズ3作を1本にまとめた『アンチャーテッドコレクション』がPS4で発売されているので、初めてプレイする方はこちらから先に入る方がより楽しめると思います。
シリーズものではありますが、1つの作品として完結しているので、個人的には本作からプレイしても問題はありませんでした。
2022年2月18日には実写映画も公開。
3代目スパイダーマンとして活躍したトム・ホランド主演で、ゲームより過去の物語が描かれます。
十三機兵防衛圏
面白かったポイント
・主人公が13人いて全員のキャラが立っている(全編フルボイス!)
・少しずつ全貌が明らかになる壮大な物語
・機兵(ロボット)によるシミュレーションバトル
13人の主人公たちが織り成す壮大なSFアドベンチャーゲーム『十三機兵防衛圏』。
1980年代を中心に描かれる物語には、過去から連綿と続く古今東西のSF作品のエッセンスがふんだんに盛り込まれています。
SF作品が好きな人ならニヤリとできるシーンも出てくるので要チェックです。
本作では13人の学生たちのエピソードが複雑に絡み合いながら、物語が編み込まれていきます。
基本的には、どの主人公から進めても大丈夫で、誰からプレイするかで物語の印象が変わってくるのも本作ならでは。
「追想編」、「崩壊編」、「探究編」という3つのモードに分かれていて、それぞれ物語を進めるアドベンチャーパート、機兵に乗り込み怪獣と戦うシミュレーションパート、物語の振り返りを行うパートで構成されています。
ゲームを進めるうちにパズルのピースが少しずつ埋まっていき、物語の全貌が明らかになった瞬間、もう一度記憶を消して初めからプレイしたいと切に願いました。
ネタバレを見ることなく、ご自身の手で最後までゲームをプレイすることを強くオススメします。
いつでもセーブできるので、中々時間が取れない人にも優しい仕様です。
Nintendo Switch版も発売されているので、これからプレイする方はこちらも要チェック!
Marvel’s Spider-Man(スパイダーマン)
面白かったポイント
・ニューヨーク中を自由に飛び回れるのが気持ちいい
・ヒーローになった感覚を味わえる
広大なニューヨークの美しい街並みを、スパイダーマンになってスピーディーに駆け回れるアクションゲーム『Marvel’s Spider-Man(スパイダーマン)』。
本作は、ただ移動しているだけで楽しいと思えるゲームです。
スパイダーマンと言えば手首から出る糸を使って、高層ビルの間を縫うように飛び回る様子が印象的なスーパーヒーロー。
プレイヤーはニューヨーク中を風を切るように移動でき、そこにはアトラクションのような気持ち良さがあります。
街中をビュンビュン飛び回っていると、物語とは関係なしに事件が発生することもしばしば。
事件を解決するかどうかはプレイヤーの自由ですが、私の場合はヒーローとして街の平和を守らねばと使命感に駆られてすぐさま現場に向かっていました。
ヴィラン(悪役)たちが数多く登場し、それぞれの敵ならではのバラエティ豊かな戦闘も魅力です。
まとめ
ここまで以下の5作品を紹介してきました。
- 人喰いの大鷲トリコ
- Detroit: Become Human(デトロイトビカムヒューマン)
- アンチャーテッド 海賊王と最後の秘宝
- 十三機兵防衛圏
- Marvel’s Spider-Man(スパイダーマン)
これらは積むことなく最後までクリアできた、胸を張って面白かったと言える作品です。
もしこの記事を読んで、少しでも気になる作品があれば、ぜひプレイしてみてくださいね。